Tomoyasu Murata Complete Works
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| 村田朋泰は1974年東京生まれ。東京芸術大学在学中に制作した短編アニメーション「睡蓮の人」が、平成13年度(第5回)文化庁メディア芸術祭で、宮崎駿の「千と千尋の神隠し」と今敏の「千年女優」(いずれも大賞)に次いで、優秀賞を受賞。また、東京芸術大学大学院の修了制作展に出品した「朱の路」も大きな反響を呼び、大学買い上げ賞を受賞しています。(先月東京のギャラリーで開催された村田朋泰全作品展には、口コミで大勢の観客が集まり、一時入場を制限するほどで、彼に対する高い注目度が話題となりました。) 村田朋泰の作品は、いわゆるパペット・アニメ(人形をストップ・モーションによって1コマずつ撮影するアニメーション)でありながら、全てのコマが絵画的で、油彩画の表面のような物質感を感じさせます。手業の痕跡を留めるセットやオブジェの使用によって得られる、ブラッシュ・ストロークのような視覚効果や、絵画的なパースペクティブが、彼の作品にペインタリーな魅力を与えています。また、寡黙な淡々とした時の流れは、画面の緻密さを際立たせるとともに、主人公の感情の起伏を浮き出たせています。 人間が持つさまざまな感情を、言葉を使わず仕草や映像で表現しようとする村田は、主に"思い出"をテーマとし、見る者の心の琴線に触れるささやかな物語を展開しています。例えば、「睡蓮の人」では、一人暮らしの老人が家の中の整理しながら、妻の古い服を見つけて、若い頃に先立たれた彼女を想う、というストーリー。「オモヒデ」では、部屋の掃除をしていたロボットが昔の写真を発見し、一緒に遊んでくれた幸せそうな一家を想う。また、「朱の路」では、列車の中でピアニストが、自分の娘に似た花売りの娘をみつけ、今は亡き娘を想う。これらの作品を特徴づける温かいものへの郷愁と、それとは裏腹の関係にある喪失感は、その精巧な映像とあいまって彼の作品の独特の空気感を形成しています。 今回は、村田朋泰の代表作である「睡蓮の人」と「朱の路」の2点と、彼の発展過程を知るうえで興味深い短編作品6点を一挙上映いたします。今後の活躍が期待される村田朋泰の全作品を是非この機会にご覧下さい。 上映作品
村田朋泰 |
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現代美術館・名古屋 / ヴィデオ・ルーム 〒455-0033 名古屋市港区港町1-7ジェティ・イースト3階 Tel: 052 654 5105 Fax: 052 654 5107 E-mail: contact@kohjiogura.com Website: www.kohjiogura.com 地下鉄名城線「名古屋港」駅3番出口より徒歩3分 開廊時間:11:00AM 〜 6:00PM(但し入館は5時45分まで) 休館日:月曜日・火曜日(但し8月12日(月)/13日(火)は開館致します) |
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